第14回ジュニアエコノミーカレッジin掛川では、8月6日（日）に2回目のセミナーとなるアクティブセミナー１を掛川商工会議所で開催しました。

まず初めに掛川YEG小谷会長から挨拶があり、ジュニエコを通して、失敗を恐れずに果敢に挑戦をすることや、自主性を持って自分たちで考え行動をすることなど、子供たちとの約束事を再確認する内容の挨拶を頂きました。

R5年度の子供達は、朝の挨拶からとっても元気が良く、ジュニエコに対するやる気と意欲がひしとひしと伝わり、一日のセミナーが充実したものになるとすでに朝から感じることができました。

この日開催したアクティブセミナー１では、11月3日の販売実践に向けて、商品づくりやお店づくりについての講義やワークが行われました。

前回7月9日のドリームセミナーから約1ヶ月で子供たちが自ら考えた実際に販売する商品について、仕入れの予算や販売数、販売価格などを決めて、自分たちの会社ではどれくらいの売上や利益がでるのかなど、計算方法を勉強しながら具体的に金額を出していきます。

最初は、なかなか価格を決めるのに手間取っている様子が各会社で見られましたが、仲間と相談をしながら次第に２万円の元手を意識しながら、仕入れ予算から販売価格までどの会社も金額に大小はありながらも決まっていきます。

令和5年度の第14回ジュニエコでは、セミナーごとに「職業講話」をカリキュラムに組み込み、ドリームセミナーに引き続き、アクティブセミナー１でも3名の掛川YEGメンバーが実際の会社での仕事内容を題材に、お客様への販売方法や付加価値の生み出し方、そして設計士のメンバーからは、店舗の飾り付けや商品の陳列に対する工夫などを話してもらい、子供たちに多くの気付きや今後ジュニエコで商売をやる上でのヒントをわかりやすく講義をしてもらいました。どの講義もノートをとったり、聞き漏らさないように話を聞く姿勢の子供たちばかりでした!!

最後の講義では、次回アクティブセミナー２の銀行プレゼンや会社説明会の時に活用する「ドリームボード（自分たちの商品プランやお店作りプランを描く２枚の大きな画用紙）」の作成がいよいよ始まりました。

自分たちのお店や商品の魅力を伝えるためのやデザインを工夫をこらし、ドリームボードに絵や文字でまとめていきます。このドリームボードは、ジュニエコでは非常に大きな役割を果たします。ドリームボードへ思い思いに子供たちは自社のアピールポイントを描き、多くの人へ会社を宣伝するアイテムになります。仲間と意見を交わしながら真剣に一生懸命にそして楽しんで製作していきます。

さて、いよいよ9月17日（日）のアクティブセミナー２は、子供たちにとってジュニエコの大きな山場となる「銀行プレゼン」が行われます。次回ジュニエコ活動報告は、銀行プレゼンに挑む子供たちの様子をお伝えします。